いわゆる半角カタカナは、UNIX系の機種では表示されないだけでなく、iso-2022-jpには含まれていないためにインターネット上では使えません。半角の句読点や記号・顔文字などを無意識に使っていることもありますので注意してください。また、機種依存文字(○付数字やローマ数字など)も同様です。特にNECの98シリーズをお使いの方は、ご注意ください。
以前は、表題「subject」には半角アルファベットを使用して、英語かローマ字で表記するべきと言われていましたが、日本語環境のない外国への送信は当然ではありますが、日本国内でのメールでは、それほど気にすることではない状況になってきています。
最近のメールソフトの多くは、メールの本文をHTML形式というホームページで使われている文字形式をつかって、文字の色や大きさなどの文字修飾ができるものがありますが、残念ながら、全てのインターネット利用者のメールソフトがHTML形式に対応しているわけではなく、HTML形式のメールを判読できない電子メールソフトをお使いの方が多いため注意が必要と思います。
マイクロソフト社の電子メールソフト、OutlookExpressの初期設定は、HTML形式となっています。ご注意ください。思わぬ指摘や苦情を受けることがあります。
また、リッチテキスト形式と言って、文字装飾機能をつけた文字コードを送る機能があるソフト(Eudora)がありますが、これも電子メールの元来の規格には規定されていないため、対応していないメールソフトでは正しく表示されません。