用語・文字については、誤用に注意し、正しい意味を確認してから使用すべきであり、必ず辞書を引いて用いること。実は、我々は、単語の意味について勝手な思いこみ・記憶違いが意外に多いもので、注意が必要である。
同じ意味で複数の単語がある場合は、もっとも平易な単語を選択するべきである。正しく伝えるためには、積極的に専門用語を用いるべきであるが、それは、専門用語というものが、その意味を正確に規定されているからであることを知っておいて欲しい。その意味を確認せず、それらの専門用語を用いることは、科学的文章としてのレポートの価値を、逆におとしめる。
話法では、である調とです・ます調とでは、どちらでもよいが、混用しないことが求められる。
時間話法については、実習・実験を通じての結果・経験したことを記載するときは、過去形で、それを受けての考察の展開は、現在形で記載することとなっている。