レポート用紙は、A4サイズのものとする。提出書類が複数枚数にわたる場合は、左肩をステープルで綴じること。 はずれやすいクリップや折っただけでは綴じているとは言わない。
ワードプロセッサーを使用するほうが、推敲も容易で、誤字も防ぎやすく(誤変換・消去忘れ等が発生する危険があるが)、読みやすい文章が容易に印刷されることから推奨する。ディスプレイ・モニタの画面の上で考える習慣をつけることは、社会に出てからも優位である。科学的考察力・自己表現技術を学ぶ上で、文章の推敲は必須である。しかし、紙に印刷してから推敲する過程を必ず経てから最終版とすること。
しかし、肉筆での記載を否定するわけではない。要は、書面の形にして眺めたときに、読みやすいかどうかである。そのために、ワードプロセッサーでも肉筆でも、文字の大きさ・フォントのほか、周囲の余白や文字送りと行間隔の関係にも、慎重な注意が必要である。
肉筆の場合、必ず、下書きをして、少なくとも1回は読み直し、その後清書すること。読む側に正しく情報伝達ができるよう、正式な楷書体で書くべきである。独自の形態をした崩し文字は、正式な楷書体ではなく、読む側に読むことを強いるもので独善的といえる。鉛筆書きは論外とされる。