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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

リニューアル!平成・令和 リレーブログ

IFAA2019参加記・その2

2019年8月20日 江藤みちる

こんにちは、江藤です。IFAA参加記の続きです。

日本と違うなと感じた点、その2です。


(2)SNSの活用

プログラムには"21st century anatomist: social media use in anatomy education and research"というワークショップがありました。

オーストラリアのMeyer先生のお話がとても印象深かったのです。というのは、国際的な共同研究や人的交流にTwitterなどSNSをどんどん活用しよう!ということ。

もちろん、日本でもTwitterを使って情報を発信したりコミュニケーションを行っている研究者や医師はいます。でも、割合としては少ないような気がします。

私自身、Twitter使用歴は10年以上ですが、もっぱら私的な利用のみで、最近は情報収集にしか利用していないで自らの発信はほとんどしていません。

Meyer先生は、新しい知識を得たり広めたりするのに、短いテキストで気軽に利用できるTwitterは適していると、それらに関連した論文を示しながらお話してくださいました。

実験方法のアドバイスや共同研究も地球の裏側の人と気軽に行えます。自分の研究成果も、ソーシャルメディアを活用した方がページビューやダウンロードも高く、引用数やインパクトファクターとの正の相関の報告もあります。

講演中に、アクティビティとして「ツイッターアカウントは持ってますか?持っていたら周りの人に教えてあげて。隣の人のアカウントを教えてもらって。」と、その場でコミュニティを形成。まさにワークショップでした。


Meyer先生のツイッターアカウントはこちら。Dr Amanda J. Meyer

講演スライドもダウンロードできますので、興味のある方はぜひご覧ください。講演スライドのリンク


Meyer先生だけでなく、学会参加者は会期中にハッシュタグ#IFAA2019をつけて講演内容や友人との写真をツイートしている人を多く見かけました。また、学会事務局もツイートしたり、参加者の投稿をリツイートしたり、各種SNSの中でもツイッターを最も多く利用しているようでした。

日本では海外に比べて、ソーシャルメディアの活用は遅れがちかもしれません。でもせっかくこんなに便利なコミュニケーションツールがあるのだから、上手に使っていくことが重要ですよね。

私もツイッターの利用方法を見直していこうと思っています。

・・・IFAA2019参加記・その3につづく・・・

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