
平成23年度 中部ブロックDMAT実働訓練
- 【2012年1月22日】
- 中部ブロックDMAT実働訓練が21日と22日に行われました。2日目には三重県中部を震源とする内陸直下型地震が発生したとの想定のもと、傷病者のトリアージ(緊急度と重症度による治療優先度のふりわけ)や搬送の訓練が大学グラウンド等で行われました。
三重大学医学部看護学科が三重県健康福祉部から学生ボランティア(傷病者役)を依頼され、本研究会は募集や連絡調整、事前オリエンテーション、当日の学生サポート等を行いました。
他学部、他大学の学生も含め56名の学生が集まり、当日、学生は各自に与えられた症状に応じたトリアージを受けた後、処置や搬送(ヘリコプター、救急車)されました。学生は、被災者の気持ちを考え、災害時の支援体制や医療者としてのあり方について学びを深めたようです。研究会としても、災害時の支援に向けた準備の重要性を再確認し、この訓練への参加を看護学生の教育に活かしたいとの思いを強くしました。
※DMAT:Disaster Medical Assistance Team(災害医療支援チーム)