ここでは読者の関心をつなぐよう努力する。話すときは同じことを繰り返すことが許されており、効果的かつ場合によっては必要でさえあるが、レポートで全く同じ記載を繰り返すことは許されない。
接続詞に慎重な配慮をする。「次に、」などという簡単な接続詞を安易に繰り返すと、話が羅列的で平面的な印象になり単調となる。立体的な文章となるよう、各文やパラグラフ間の論理的な関係を明確に示すような言葉でつなぐようにすると、表現力が高まる。
読者の注意をそらすような言葉を用いない。たとえば、「これはあまり重要ではないが、」とか「つまらぬことだが、」など、否定的な表現で書き始めることは避ける。 (重要でないことや、つまらぬことを記載するわけではないだろう)
記述に際しては、否定的な内容を先行させず、レポートの持っている積極的・肯定的な面をまず主張して、その限界を示すものとして、後半以降に否定的な事項について触れる。しかし、否定的なこと・不足な内容については、科学的思考過程の結果としての客観性を担保することにもなり、必要な限り正確に記述するべきである。