三重大学 大学院 医学系研究科 臨床医学系講座 精神神経科学分野
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精神医学は、精神的(心理、社会、文化的な背景)と生物学的(主に脳機能)に至る幅広い領域を対象とした医学です。
社会構造の変化と複雑化により、個人の価値観も多様化し、物質的な欲求と精神的充足を求める傾向も複雑化しています。
このような社会的変化の中で、医療における精神医学の重要性がますます高まってきていると考えています。
三重大学精神神経科学分野・精神科神経科は、開講以来、精神医学と精神科診療、そして社会医療に貢献する多くの人材を輩出してきました。
私たちは、人材の育成と知識の育成(現有治療法では不十分な医療水準の向上)を両輪とした大学活動に努め、診療・医療の充実に貢献するべく、志を同じくする人々の集まりでありたいと考えています。
研究面では、基礎研究と臨床研究の双方がバランスを考慮し、特に、新たな治療法の開発に不可欠なモデル動物の評価方法では、欧州では高い評価を受けている実績もあります。
臨床面では、三重県内唯一の高度集学的医療機能を有する精神科医療施設として、多様かつ豊富な症例を経験できるばかりでなく、10年先の精神科医療のあるべき方向を実感できる体制も整えています。
日常生活では、伊勢神宮を要する県民性である、互いを尊重し、自由な雰囲気と人間関係を保ち続けながら、思う存分活躍できる場を提供する伝統を守りつつ、教育面では、学生や研修医をマンツーマンで教育するシステムを整えています。休日は、観光立県ならではの、日常生活感覚でレクレーションも堪能できます
研修医の皆さんや入局を希望される方々、私たちとともに、新たな精神医学と精神科医療を築いていきませんか。新たな若い力が加わってくれることを心から期待しております