教室の沿革
1951年~1984年 初代 鶴田登代志 教授
三重県立医科大学整形外科学講座としてスタートしたが、その後三重県立大学医学部整形外科学講座、三重大学医学部整形外科学講座へと名称が変更になった。1958 年と 1971 年には 中部日本整形外科災害外科学会を主催し、1981 年には日本災害医学会を、1983 年には日本整形外科学会骨・軟部腫瘍研究会を主催した。
外傷の病態生理学、脂肪塞栓症候群、先天性骨系統疾患を中心として研究が行われており、臨床的には骨軟部腫瘍、手の外科、脊椎疾患が主体であった。
1984年~1995年 2代 荻原義郎 教授
1992年に中部日本整形外科災害外科学会、1994年に日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会、1995年にはアジア太平洋 骨軟部腫瘍学会を主催した。
骨・軟部腫瘍、股関節疾患に関して特に造詣が深かったが、各診療班の専門性がより明確となってきた時期でもあった。
1996年~2009年 3代 内田淳正 教授
2001年に整形外科セラミック・インプラント研究会、2002年に中部日本整形外科災害外科学会、2005年には日本整形外科学会基礎学術集会を主催した。
骨軟部腫瘍と生体材料が当教室のメインテーマであるが、それ以外にも疫学的研究、再生医療、新しい診断治療法の開発などが 腫瘍班、関節班、上肢外科班、脊椎班、リウマチ班、骨粗鬆症班、スポーツ整形班、リハビリテーション班単位で盛んに行われており、その成果が国内外で注目されている。
2009年~ 4代 湏藤啓広 教授
現在、股関節外科班、膝関節外科班、骨粗鬆症班、スポーツ整形外科班、脊椎外科班、骨軟部腫瘍班、関節リウマチ班、手外科班の8つのグループからなる診療チームを構成して最先端の整形外科診療を行っています。