入職希望の方へ
三重大学医学部附属病院は、三重県内で唯一の大学病院であり、耳鼻咽喉科専門研修プログラムの唯一の基幹施設として、県内外の幅広い症例に対応する高度医療の中核を担っています。
当科では、耳・鼻副鼻腔・咽頭・喉頭・頸部・頭蓋底を含む耳鼻咽喉科全領域を対象に、診療・手術・教育・研究を行っており、若手医師が幅広い分野に触れながら、専門性を高めることのできる理想的な環境が整っています。
さらに、中耳・内耳手術、内視鏡下鼻副鼻腔・頭蓋底手術、ロボット支援手術(da Vinci)などの先端手術にも積極的に取り組んでいます。頭頸部外科領域では頸部郭清、喉頭温存手術、再建を伴う高度手術にも対応しており、若手のうちから豊富な手術経験を積むことができます。
また、当科の大きな特徴の一つとして、脳神経外科・眼科・歯科口腔外科・消化管外科・胸部外科・皮膚科・形成外科など他科との密接な連携による協働手術が日常的に行われており、多診療科連携の中で学ぶチーム医療の実践が可能です。とくに頭蓋底腫瘍、頭頸部腫瘍などでは、複数診療科との合同手術・術後管理が求められる場面も多く、全人的で包括的な診療力が身につきます。
県内には当科と連携する関連病院が数多くあり、常勤医師を派遣している病院は以下の9施設
- 市立四日市病院
- 県立総合医療センター
- 小山田記念温泉病院
- 鈴鹿中央総合病院
- 鈴鹿回生病院
- 三重病院
- 三重中央医療センター
- 松阪中央総合病院
- 伊勢赤十字病院
非常勤医師を派遣している病院も11施設あり、地域に根ざした医療から高度急性期医療まで幅広い現場を経験できます。
開業志向の方にも、専門医・指導医を目指す方にも、それぞれの進路に合った柔軟なキャリア形成が可能な教育体制を整えています。
また、育児や家庭との両立に配慮した勤務体制も充実しており、男女ともに育児休業の取得実績が豊富で、安心して長く働ける職場です。
出身大学を問わず、他大学出身の医師も多数在籍しており、互いに切磋琢磨できる風通しのよい雰囲気が特徴です。
初期研修医の方、他科からの転向や中途での入職を希望される方も大歓迎です。医学部生の見学も随時受け付けておりますので、ぜひ一度、当科の雰囲気を体感してみてください。
ご興味のある方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。
皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしております。
メールアドレス: jibika★med.mie-u.ac.jp
※★マークを@に変更してください
入職後の進路と取得できる資格
入職1〜2年目までは大学病院において耳鼻咽喉・頭頸部外科臨床医として勤務し、その後関連病院赴任となります。日本耳鼻咽喉科専門医取得までは、専門分野に偏ることなく耳鼻咽喉科全般の手技・知識の習得を目標とします。専門分野をより発展させる目的で、大学院へ進み、もしくは勤務医を続けながら研究を行い、医学博士(学位)を取得することも可能です。海外、国内への留学も可能です。
耳鼻咽喉科専門医取得後はサブスペシャリティを目指します。アレルギー専門医、頭頸部がん専門医、めまい相談医などの資格が取得できます。
豊富な専門医とサブスペシャリティ
2025年度 三重大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科 専門研修プログラムはこちらを参照して
ください。
これまでの留学先
これまでの実績として、海外留学では多くの米国の大学とデンマーク、国内留学では東京大学形成外科やがんセンターがあります。
海外留学
- ジョンズホプキンス大学
- ミネソタ大学
- カリフォルニア大学サンフランシスコ校
- ジョージタウン大学
- アメリカ国立衛生研究所:
National Institutes of Health (NIH) - バージニア州立大学
- セントルイス大学
- ウェイクホレスト大学
- House Ear Institute(以上米国)
- オーフォス大学(デンマーク)
国内留学
- 東京大学形成外科
- 国立がんセンター
- 愛知がんセンター
- 静岡がんセンター
週間予定
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年間教室行事
- 4月 歓迎会
- 7月 日耳鼻中部地方部会連合会(学会発表、余興大会、スポーツ大会)
- 12月 忘年会
野球大会の集合写真
中部地方会の懇親会にて
教室員からのメッセージ
三重大学大学院医学系研究科
耳鼻咽喉・頭頸部外科
〒514-8507
三重県津市江戸橋2丁目174