不妊グループ

合併症

子宮筋腫や子宮内膜症などで、妊娠しにくい腹腔内環境の患者さんには子宮筋腫核出術や卵巣腫瘍手術を行います。疾患のサイズに合わせてなるべく腹腔鏡下で手術を行っていきます。婦人科医師と不妊治療にあたる医師が連携し、スムーズに不妊治療を開始していきます。
糖尿病や高血圧などの、妊娠により重症化する可能性のある疾患をもつ患者さんの場合では、妊娠前に元の疾患の状態を把握し、より安全に妊娠ができるよう病気をコントロールしていきます。

不育症

受精卵が着床し、妊娠に至っても初期の流産を繰り返してしまい、何度も辛い経験をされた方は不育症の可能性があります。不育症には様々な原因があると言われており、自己抗体によるものや、体質的に小さな血栓ができやすい方、染色体の問題などそれぞれに異なります。
流産を繰り返した経験がある方は、その原因を検索し、それぞれの原因に対応し、妊娠の継続を目指します。

遺伝カウンセリング

流産や不育症などといった不妊・不育には遺伝子の問題が大きく関わることがあります。また、出産時の年齢が高齢になると、ダウン症などの染色体異常の確率も上昇することが明らかとなっています。
当院には専門の遺伝カウンセラーがおりますので、遺伝子や染色体異常に関して必要に応じてご相談いただけます。

栄養カウンセリング

不妊治療には日々の食生活や運動習慣など、妊娠しやすい体を作ることも重要です。
ご希望があれば、専門の栄養士による食生活の指導や妊娠しやすい食事のアドバイスなどを行うことができます。

鍼治療

当院では生活習慣の改善などにより、妊娠しやすい体を作ることが重要と考えています。
当センターでは院内の鍼灸師に依頼し、鍼治療を受けていただくことができます。鍼治療により妊娠しやすい体へ体質改善を行い、皆様のサポートを行っていきます。

ページの先頭へ

開く