学⽣・研修医のみなさまへ

学⽣・研修医のみなさまへ

池⽥ 智明

科⻑・教授池⽥ 智明

三重⼤学医学部産科婦⼈科では、周産期、婦⼈科腫瘍、⽣殖医療(不妊)の3つの分野に充実したスタッフを配置しており、すべての専⾨医を最短期間で取得することが可能です。

教室のモットーは、「よく学び、よく遊べ」です。
30年以上も前から、⼥性医師が多い当科ではワーク・ライフ・バランスを重視し、仕事と家庭を両⽴させるノウハウを持っています。

みなさん、私たちと⼀緒に、⽣命の感動を紡ぐ産科婦⼈科ならではの専⾨医研修を始めませんか。

当科におけるキャリアデザイン

産婦⼈科専⾨研修を希望する医師は、まず三重⼤学医学部産婦⼈科にて後期専⾨研修を開始し、産婦⼈科の専⾨医となるべき基礎を⾝につけます。さらに、後期専⾨研修の2〜3年⽬は関連病院にて研修を⾏い、臨床能力のさらなる向上を⽬指し、⽇本産科婦⼈科学会専⾨医の修得を⽬標とします。
⽇本産科婦⼈科学会専⾨医を修得した医師は、⼤学病院や関連病院に勤務し、さらなるサブスペシャリティーを⽬指します。また、⼤学院での修練を希望される医師は三重⼤学医学部⼤学院への⼊学が可能です。

キャリアデザイン

当科の専⾨医研修医(医師3年⽬)の指導体制

当院では、⼥性フロアを産科病棟(周産⺟⼦センター)と婦⼈科病棟に分けています。それぞれ各病棟主任が配置されており、数名ずつ指導医が指導します。専⾨医研修を受ける3年⽬の医師は、指導医とのマンツーマンの指導体制により研修します。
当科では”教えて学べ”の指導方針により、専⾨医研修医は卒後臨床研修医(医師2年⽬)を、卒後臨床研修医は学⽣を指導するという、ピラミッド構造が構築されています。

指導体制

産婦⼈科専⾨医認定審査

産婦⼈科専⾨医試験の概略

申請資格
  • 1) 卒後臨床研修終了後、通算3年以上本会の会員である者
  • 2) 学会指定の卒後研修指導施設で、卒後研修⽬標に添って通算5年以上の臨床研修を終了した者
試験方法
  • 1) 120題程度のマークシート⽅式による筆記試験
  • 2) 試験官による⾯接、研修記録、
    症例レポートなどにより評価

⼀⾒合格率は⾼いのですが、資格取得には研修ノートの提出が義務づけられており、⽇本産科婦⼈科学会・卒後研修指導施設での臨床研修が必要です。

合格率94%

産婦⼈科サブスペシャリティー取得

産科婦⼈科学会専⾨医取得後、以下に⽰しますサブスペシャリテイーの専⾨医取得が可能です。

  • ⽇本産科婦⼈科学会専⾨医
  • ⽇本婦⼈科腫瘍学会婦⼈科腫瘍専⾨医
  • ⽇本癌治療学会臨床試験登録医
  • ⽇本臨床細胞学会細胞診指導医
  • ⽇本周産期新⽣児学会周産期専⾨医
  • ⺟体保護法指定医
  • ⽇本産科婦⼈科内視鏡学会技術認定医
  • ⽇本⽣殖医学会⽣殖医療専⾨医