第三内科同門会

第三内科の歴史を紐解きますと、昭和24年6月に初代教授として高安正夫先生が赴任された時から始まります。昭和18年12月に三重県立医学専門学校設立の際には、その附属病院は津市栄町にありましたが、その後、昭和47年5月に三重県立大学から国立に移管され、翌昭和48年10月に本院が現在の江戸橋に開院。その間、四日市市塩浜にも大学附属塩浜病院が開院し、第三内科からも多くの先生方が派遣され塩浜病院も第三内科の礎となっています。高安教授が昭和40年3月に京都大学へ転任された後は、宮地一馬先生(昭和41年2月~)、鈴木司郎先生(昭和58年1月~)、嶋照夫先生(平成5年8月~)、足立幸彦先生(平成9年3月~)、竹井謙之先生(平成19年4月~)が教授を務められています。

2021年、竹井謙之教授が第三内科の流れを汲んで御担当されていた臨床医学系講座(消化器内科学分野、呼吸器内科学分野、代謝内分泌内科学分野)が、消化器内科学分野と呼吸器内科学分野/代謝内分泌内科学分野の2つに分けて新設され、呼吸器内科学分野/代謝内分泌内科学分野を統括する教授として小林哲が2021年7月1日に着任。消化器内科学分野の新教授には中川勇人教授が8月1日着任となっております。第三内科としましても大変な変革となりますが、第三内科同門会といたしましては、今まで通り呼吸器内科学分野/代謝内分泌内科学分野(病態医科学研究棟5階:いわゆる臨床研究棟)が同門会事務局を担当させて頂きます(担当秘書 小市)。

第三内科同門会会則にありますように、第三内科同門会の目的は『旧第三内科に所属した先生方の親睦と旧第三内科関連講座の発展に尽くす事』であります。同門とは『同じ師について学ぶこと。同じ流派に属すること』とされます。今まで第三内科に属され、一緒に学び、仕事をしてきた先生方、あるいは今後、第三内科の流れを汲んだ新たな講座で研修し仕事をしていく先生方と一緒に、第三内科同門会として今後も発展していく事を祈念いたします。

現在、基礎医学の知識はより必要となり、さらに臨床研究も厳しい規則の中行われています。第三内科同門会の先生方に置かれましては、今後も、多方面からのご助言、ご助力をお願いできましたら幸甚です。